Wordを正しく使う

Wordを使って思い通りにレイアウト出来ないという相談を受ける。等幅でないフォントでスペースを使っているようだったので、とりあえず等幅フォントに変えるよう提案してその場は何とかなったのだが、根本的にスペースでレイアウトしようというのが間違いなんだよなあ。考えてみればワープロ専用機の時代はスペースでレイアウトしていたわけで(というか、このことを考えるまで自分もスペース使ってたし)、そのころの文化がいまだに根付いているんだなと思った。確かにその方が手軽だし直感的なんだけど、レイアウトと文章の構造を分離するのがイマドキ(実は古い?)なやり方であり、マクロなどから文章をいじるときにもクリアーに出来るのではないかと期待できる(ちょうどDOMみたいなもの)。

というわけで、Wordでスペースを使わないよう心がけるキャンペーンなるものを一人で盛り上げてみようと思ったりする。最初のレイアウト問題の何割かは等幅フォントを使うことで解決できるのだが、先の考え方をもっと推し進めてスペースを使わずにどこまで表現できるかを考えてみる。

とりあえずキャンペーン名のとおり、大前提としては

  • スペース(空白文字)を使わない!

ことである。具体的には

  • 行頭の頭下げはページの上にある水平ルーラーの上の矢印で調整
  • 文字の配置は水平ルーラーの下の矢印で調整。特に右端に文字を置きたい場合は右寄せでも対処できる
  • 「日時…18時30分」といった区切り(この場合「…」)がある文章で、区切りの右をそろえる必要がある場合はタブなり表組にするなりで対処する

などなど。簡単な文章ならこれらを徹底するだけでもスペースはちゃんと排除できる。これらを徹底していくようにしようという自分の中でのキャンペーンです。

テクニック自体は世の入門書と呼ばれるものでも書いてあるものなのだが(知ってるという方も多いと思う)、入門書には「スペースを使うな!」とははっきりといわないのでついついこういう使い方をしてしまう人も多いのではないかと思う。しかし入門書は明言をしないのに、ちゃっかりスペースを使わずに文章を書いていたりしてるので性質が悪い(笑)。

TeXなんかだとさすがに何も知らない素人がいきなりすらすら書けるってことは無いので、みんなまずは適当な入門書なりを購入してそこから学んでいくのだが、一方でWordは何も知らない素人でもとりあえず手をつけられるので一見敷居が低いように見えるのだけれど、実はちゃんと書くには相応の勉強が必要で、そのために最初は手ごろな入門書と「スペースを使わない!」という鋼の意思(笑)が必要なんだろうなと思う(後者は最後まで必要か)。

TeX入門だと大体数は限られてるのでお勧めというのも大体決まってくるのだけれど、Word入門となると有象無象の中から一冊選んでこなければいけないので大変だろうなと思う。こういった観点を徹底して推し進めた本があればいいんだけど、文章の構造化は初心者には難しすぎるかなあ…。とっつきこそ悪いけど、最初にあげたようにレイアウトの問題とかで苦労することを考えれば最終的には楽になるのではないかと思うのだけれど。それこそ初心者を切り捨てて(ぉぃ)、コンピュータになれた人向けに特化された本とかあるといいんだけど。

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