サーバ移行記その3

ソフトウェアのインストール

維持管理の手間からなるべくメンテナンスされているRPMパッケージをyumでインストールするようにする。そうすると後はyum-cronで定期的にアップデートできるようになる。yumからインストールし、適切に設定すれば拍子抜けするほど簡単に動作するのでインストールについて特に記述すべき点は無い。

メモリ節約メモリ節約メモリ節約!

実稼働環境に近づけて思い知らされるがVPSのシステム構築はメモリとの戦いである。実質使える100MBちょい程度のメモリではあっという間にメモリを食い尽くしてしまう。しかもスワップ追加すら出来ないので、一時的なメモリ増加をスワップで凌ぐと言ったことも出来ない。その上実メモリだけならまだしもVPSの場合、コンテナプライベートメモリ(vmprivpages)の残量にも気をつけなければならない。

どのくらいメモリが貧相かというと、ApacheとMySQLをyumからインストールして、デフォルトのまま立ち上げるとそれだけでvmprivpagesを使い切ってしまうと言った始末(以下、メモリといったらこのvmprivpagesのことを指す)。とりあえずググってみて見つけたサイト

http://twistbendcoupling.net/358/virtuozzovps

に書かれていることを参考に以下のように対策してみる。

Webサービス周り

  • ApacheやめてLighttpdにしてみる
  • MySQLのInnoDB使用をやめ、各種キャッシュを1/4程度にする

WordPressに拘らないのであれば、Movable TypeをSQLiteで使うことでもっと節約出来ると思われる。

これでメモリ使用量を劇的に減らせる(大体10分の1程度)。多分Apacheの設定をひたすらシェイプアップしてもそれなりには減らせるはず。

メール周り

  • clamd,spamdと言ったデーモン型のプログラムを使わず、都度起動させるプログラムを選ぶ({spam, clam}assassin)
  • milterは必要最低限のみ使う

といったあたり。spamassassinでもDKIMやSPFの検証は出来るので、MTA側で面倒を見る必要はない。

高速化

基本的には高速化=メモリ消費だと思う(最適化ビルドとかはその限りではないが、結局維持管理の手間がかかる)。なのでメモリかつかつな現状で高速化に手を出すのは無謀なのだが、高速化にも二種類あって(勝手に分類)

  • 負荷をかけたときに効果を見える高速化(memcached、MySQLで各種キャッシュの容量増やす)
  • 低負荷状態でも目に見えて効果のある高速化(fastcgi)

ここのサイトだとほとんど人は来ないので前者の対策はほとんど意味がない(なので逆に容量減らしてメモリを減らしている)が、後者のほうについては 多少メモリを消費してでも試してみる価値はある。ただしやはりメモリをバカ食いするのでデフォルトのままではなくmax-procsを設定して最低限のメ モリ消費量で済ませるようにする(それでも効果は十分ある)。

SSL証明書

  • 証明書の発行だけじゃなくて更新も認証局側で判断してくれるので更新前後のリセラーが違っていても特に問題ない
  • RapidSSLはEquifax Secure “Global” eBusiness CA-1なので携帯電話では見ることが出来ない。(2008/11現在)
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